カトレアシンナバリナCattleya cinnabarina(以下C. cinnabarina)が開花しました。
ラン科で鮮やかなオレンジ色の花をつけるのが特徴です。
毎年咲いてくれるのですが、初めて花の様子や咲かせ方、管理方法などをまとめてみました。
カトレア シンナバリナとは
Cattleya cinnnabarina は旧Laelia属でしたが分類が変わりCattleya属に統合されています。
ブラジルのサンパウロ周辺が自生地で、同じ地域で代表的なランのカトレヤコクシネア(Cattleya coccinea)よりも標高低めに自生しているようです。
花は写真のように鮮やかなオレンジ色の花を咲かせます。
通常、花茎が50センチほどにもなり、不注意で折ってしまうことも多かったのですが、今年はなぜか花茎が短いためコンパクトで見た目もすっきりした草姿になりました。
栽培方法
栽培は比較的簡単だと思います。
遮光50%ほどでよく日光に当て、乾いたら水やりという一般的なカトレヤの育て方と一緒でいいと思いますね。
暑さにも寒さにもよく適応するので、たいていの地域では最低気温10度になるくらいまで屋外での栽培が可能です。
個人的な経験ですが、太陽光にしっかり当てるとバルブの大きさが短めに、花茎も短めになるような気がします。
カトレアほど花は大きくなりませんが、小ぶりできれいなオレンジの花に心をつかまれたなら、ぜひ一度栽培してみてください。
カトレアシンナの入手先
カトレアシンナバリナの入手先ですが、ブラジル系のランを出品している店で買うしか今のところ方法はないと思います。
世界らん展や、サンシャイン池袋で行われるラン展などにブラジル系の店が出店していることがあるので、ぜひチェックしてくださいね。
おすすめのラン店は「ベラビスタ」さんですね。
旧Laelia系のカトレヤや、ブラジル系のカトレアなどを数多く出品しています。
興味ありましたら、コンタクトしてみてください。
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